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佐野川 好母; 幾島 毅; 大西 信秋; 須藤 高史; 宮園 昭八郎; 伊勢 武治
日本原子力学会誌, 22(12), p.890 - 902, 1980/00
有限要素法計算コードは構造解析のみならず、熱、流体、核計算にも広く使用されている。しかし、これらの計算コードの使用にあたっては、使用限界や解の精度を把握しておく必要がある。本報告は、現在使用されている有限要素法計算コードの妥当性や計算精度を調べるため、地震応答、非弾性解析、熱移動解析のベンチマークテストの結果と検討についてまとめたものである。得られた結果の要約は次の通りである。(1)地震応答解析において、数値積分法や積分時間刻みと解の精度について明らかにした。(2)シェル要素を含む振動解析では、シェル要素の特性によって固有値に差違が生じる。(3)弾塑性解析において、計算コード内の構成方程式の取り扱いの相違によって結果に差違が生じる(4)非定常温度解析では、物性値の温度依存性や発熱量の取り扱いの相違によって結果に差が生じる。